再生可能エネルギーファイナンス

三井住友信託銀行のサステナビリティ活動

三井住友信託銀行は、プロジェクトファイナンスを通じて、風力発電、太陽光発電などの大規模プロジェクトの導入を促進するとともに、再生可能エネルギーの大規模発電事業に特化して出資する再生可能エネルギーファンドを設立・運営しています。
プロジェクトファイナンスでは、海外案件における風力発電は洋上、陸上ともに大型化しています。国内案件では太陽光(メガソーラー)がさらに増加しています。これらの三井住友信託銀行が関与したプロジェクトによる発電容量の合計は17,321MW、年間の発電量は45,294GWh、年間CO2削減効果は2,047万t-CO2になります。
再生可能エネルギーファンドの出資プロジェクトによる発電容量の合計は341MW、年間の発電量は390GWh、年間CO2削減効果は21万t-CO2になります。
また、三井住友トラスト・パナソニックファイナンスでは設備に対するファイナンスで主にメガソーラー案件をサポートしています。固定価格買取制度制定以降、30件、総発電容量52MWのメガソーラー導入を支援してきました。

プロジェクトファイナンスによるCO2削減への寄与

CO2削減効果の算定方法

再生可能エネルギーファンドと投資家向け運用商品

三井住友信託銀行は、再生可能エネルギーの発電事業に出資するファンドを設立・運営しています。また、機関投資家向けの国内再生可能エネルギー事業投資ファンドを設立しました。
2020年9月までに、大規模太陽光発電プロジェクト26件と風力発電プロジェクト1件(総発電容量341MW)に出資しています。プロジェクト総額1,328億円のうち、当ファンドによる出資合計額は216億円となっています。これらのプロジェクトによる発電量は年間390GWhで、21万t-CO2のCO2排出量削減に相当します。

※CO2排出削減量の計算には、各プロジェクト所在地の電気事業者別排出係数を用いています。

再生可能エネルギーファンドのスキーム

  • 再生可能エネルギー事業の普及拡大に、エクイティ性資金の供給によって貢献します。
  • 太陽光発電および風力発電より投資実績を積み上げ、その他の再生可能エネルギーへと投資領域を拡大していきます。

機関投資家向け国内再生可能エネルギー事業投資ファンドは、第1号ファンドを、2018年4月に信託設定し、ファンド総額127億円(うち外部投資家115億円)、7プロジェクトの組み入れにより2020年4月に投資期間を満了し、運用期間に移行しています。第1号ファンドの組み入れプロジェクト全体で総発電容量119MW、発電量は年間138GWとなり、82万t-CO2相当のCO2を削減しています。第2号ファンドの組成を検討中です。

「三井住友信託銀行(信託口再生可能エネルギー・ブラウン1号)」の特徴

管水路用マイクロ水力発電

三井住友トラスト・パナソニックファイナンスでは、全国の水道施設へのマイクロ水力発電システムの導入を提案し、地域の温暖化対策、自然エネルギーの活用を推進しています。
日本の水道施設には、自然流下の未利用落差、ポンプ圧送の余剰圧、減圧弁による減圧等の発電に利用できるエネルギーが膨大にあります。当グループでは、自治体より水道施設を借り、発電システムをリース方式で設置する初期投資の予算ゼロで事業化可能なスキームを提供します。
本スキームで使用する高効率発電システムは、2020年11月現在、全国で32カ所の水道施設に設置されており(計画を含む)、その発電容量は合計1,009kWとなります。年間想定発電電力量は7,113MWh、年間CO2排出削減量は3,912t-CO2を見込んでいます。

発電システムの特徴

賃貸方式の特徴(自治体のメリット)

新しく開発した菅水路用マイクロ水力発電システム

事業スキーム

河川水を利用した中小水力発電

環境省の調査では、我が国の河川部で890万kWの中小水力発電の導入ポテンシャルがあるとの結果が出ています。三井住友トラスト・パナソニックファイナンスでは、地域にある水力のエネルギーを利用し、地方銀行とも連携した取り組みで地方創生に貢献しています。
急峻で水量の豊富な河川に恵まれた日本で、水力発電はクリーンで有望な再生可能エネルギーです。固定価格買取制度(FIT)を活用した場合の中小水力発電の導入ポテンシャルは最大432万kWといわれています。
FIT導入後に設備認定された中小水力発電は130万kW、そのうち稼働しているのは50万kWと、まだまだ新規に設置する余地が残されています。
既存の農業用水路、河川の形状を生かして大規模ダムを建設しない流れ込み式の中小水力発電所など、環境に配慮した水力発電の導入が可能です。

地方銀行とも協業した事業スキーム

発電施設周辺状況

中傷水力発電のポテンシャルと導入量

ページトップへ戻る