第2回U18賞作品

フレッシュな感性にあふれた「U18賞」3作品をご紹介します。

U18賞は、応募時の年齢が18歳以下の方の作品を対象に選定する賞です。
第2回は、身近な存在に感謝しながら、
学生らしい素直な言葉で、若さと未来への期待を感じさせる3作品が選ばれました。

よく見えるで賞

山地 基生(大分県 16)

賞状・エピソード
選評
藤川 幸之助

 かける前と5歳で初めて眼鏡をかけてからのこの世界の見え方が、対比して鮮やかに描かれていて、普通に広がるこの世界が、実は好奇心を刺激し続けるとても美しい世界であることを改めて感じさせてくれた作品であった。

生きる希望をくれて
ありがとう賞

荻野 真奈(東京都 16)

賞状・エピソード
選評
穂村 弘

 自分が何をしたいのかわからなくなっていた作者に、将来の夢をささやいてくれたのは誰かと思ったら、なんと国立科学博物館。この場所に何度でも「また来たい」、「ずっとここにいれたらなあ」というシンプルな気持ちが与えてくれた力に感銘を受けました。

どんな時でもベストフレンド賞

大竹 斗真(東京都 15)

賞状・エピソード
選評
大平 一枝

 互いを見るだけで爆笑してしまう、ベストフレンド賞をあげたいというまっすぐさが清々しい。多くの大人は、青春時代の傍らにこんな素敵な友がいたことを忘れがちだ。この年齢、このときにしか書けない。だからこそ尊い。

※受賞者の年齢等は応募時点のものです。(敬称略)