第2回受賞作品

多数の応募から選ばれた、珠玉の作品を掲載しています!

記念すべき第2回は、6,810作品のご応募をいただきました。
応募作品を代表して選ばれた、
わたし大賞3作品、準わたし大賞10作品、U18賞3作品、学校賞3校をご紹介します。

わたし大賞 [3作品]

※受賞者の年齢等は応募時点のものです。(敬称略)

選定を終えて

藤川 幸之助(詩人)

感謝は人生を豊かにする

 作品を選定し選評を書く間、とても幸せだった。感謝する人のまなざしや思いを感じる事は、私の人生を豊かにしてくれた。脱稿した時、もう少しこの場所に留まりたいと考えたほどだ。多くの素晴らしい作品に心より感謝したい。

穂村 弘(歌人)

一期一会

 家族、先生、ペットなど身近な存在はもちろん、一期一会の他者との出会いも印象的でした。その場で咄嗟に感謝を伝えられず、どこの誰かもわからない。そんな相手に「ありがとう」を云えるところも、「わたし大賞」の魅力だと思います。

大平 一枝(エッセイスト)

幸福な記憶の連鎖

 誰にも、今だから言える「ありがとう」や、直接でないから言える感謝もある。作品から、自分の言いそびれていた「ありがとう」の記憶を掘り起こされる人も多いだろう。読むほどに幸せな気づきの増す選考であった。