注目のFOMC 為替相場への影響は…?
日本時間6月17日未明、 FOMC(米連邦公開市場委員会)は声明文を発表し、フェデラル・ファンド(FF)金利誘導目標を現行の0.00%~0.25%に据え置き、量的緩和政策も維持するとしました。一方で、政策金利の利上げ時期については、FOMC参加者18人のうち13人が、2023年末までに少なくとも1回の利上げがあると予想し、2024年以降とされていた利上げ予想時期が前倒しとなりました。
量的緩和政策の縮小については、FRB(米連邦準備理事会)のパウエル議長は声明発表後の会見で、米経済の回復を受けて、縮小に向けての議論を開始したことを表明しました。今後、更なる経済データを確認の上、具体的な議論を進めていく考えを示しました。
FOMCの結果を受け、金融緩和の縮小観測が強まり、米長期金利が上昇し、ニューヨーク外国為替市場では、一時1ドル=110円72銭と4月上旬以来の水準までドル高円安が進行しました。6月17日の東京外国為替市場では、午前11時00分現在、1ドル=110円60銭台で推移しています。今後のFRBの金融政策正常化を探る時期について、引き続き注目が集まります。
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