大賞3作品、準大賞20作品、学校賞受賞校名をご紹介いたします。受賞者の皆さまの大切な思いがつまった「わたし遺産」。ぜひご覧ください。
※受賞者の年齢等は応募時点のものです。(敬称略)
栗田 亘(コラムニスト)
「わたし遺産」も三回目。ボクはこれまでの選定委員体験から、題材のウイングをもう少しだけ拡げて書いていただければ、と願いました。さらにさらに、たくさんの人が共感できる「人・モノ・コト」を。もちろん「わたし遺産」でありながら、同時に「わたしたち遺産」とも呼びたくなる「人・モノ・コト」を。そういう希望です。そして、幸せなことに、希望は達せられました。
穂村 弘(歌人)
「遺産」という言葉には、亡くなった後に遺すものというイメージがある。でも、さまざまな思いのこもった文章を読んで、「わたし遺産」の場合は、それだけではないことに気づいた。一人一人の「わたし」たちはまだ生きていて、これからも生きてゆくのだ。大切な「わたし遺産」は、そのための心のお守りでもあるんじゃないか。
大平 一枝(ライター)
四百字のなかに見事に人生が、時代がつまっていた。十代の応募が増え、通ってきた道ではなく、今を描く視点のおもしろさにも気づかされた。不正解はない。文章の技術も不要。世代を超えて誰でも応募できる本企画の醍醐味が実を結びつつあるのを実感した。選考の決め手は着眼点と想いの強さであった。
第3回 選定を終えて
栗田 亘(コラムニスト)
共感度がさらに増した!
「わたし遺産」も三回目。ボクはこれまでの選定委員体験から、題材のウイングをもう少しだけ拡げて書いていただければ、と願いました。さらにさらに、たくさんの人が共感できる「人・モノ・コト」を。もちろん「わたし遺産」でありながら、同時に「わたしたち遺産」とも呼びたくなる「人・モノ・コト」を。そういう希望です。そして、幸せなことに、希望は達せられました。
穂村 弘(歌人)
心のお守り
「遺産」という言葉には、亡くなった後に遺すものというイメージがある。でも、さまざまな思いのこもった文章を読んで、「わたし遺産」の場合は、それだけではないことに気づいた。一人一人の「わたし」たちはまだ生きていて、これからも生きてゆくのだ。大切な「わたし遺産」は、そのための心のお守りでもあるんじゃないか。
大平 一枝(ライター)
着眼点と想いの強さ
四百字のなかに見事に人生が、時代がつまっていた。十代の応募が増え、通ってきた道ではなく、今を描く視点のおもしろさにも気づかされた。不正解はない。文章の技術も不要。世代を超えて誰でも応募できる本企画の醍醐味が実を結びつつあるのを実感した。選考の決め手は着眼点と想いの強さであった。