シンジケートローン業務
概要
シンジケートローンとは、お客さまの資金調達ニーズに対して、アレンジャー(幹事金融機関)がシンジケート団(融資団)を組成し、同一の契約書に基づき同一の条件で融資を行う資金調達の仕組みです。
当グループでは、通常のコーポレート向け融資に加えて、不動産ファイナンス、シップファイナンス、バイアウトファイナンスなどの各種ストラクチャードファイナンスについても、シンジケートローンを利用した融資に取り組んでいます。
シンジケートローンのスキーム
契約締結前
お客さまの委任を受けてアレンジャーがシンジケート団の組成を行います。
- アレンジャーの業務
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- 貸出条件の設定
貸付人(参加金融機関)の招聘※1
- 契約書の作成・締結など
※1アレンジャー自らが、シンジケート団に参加することもあります。
契約締結後
通常の融資と異なり、借入人(お客さま)と貸付人(参加金融機関)との間に、各貸付人の代理人となるエージェントが介在し、各種事務手続きを行います。
- エージェント※2の業務
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- 資金決済業務(期日の管理、元利金の受払い)
情報伝達業務(各種通知の送付)など
※2アレンジャーを務めた金融機関がエージェントに就任する場合が一般的です。