既存建物の省エネルギー化
省エネコンサルティング
当社は、お客さまの事業活動を支える不動産の管理業務として、建物のGHG排出量を低減する施策立案サービス「省エネコンサルティング」を提供しています。
既存建物の省エネルギー化を通じ、GHG総排出量の削減に加え、水道光熱費の削減や設備劣化抑制、設備投資計画の見直しによる収益性向上をバランス良く実現していきます。
建物の健康診断である現状分析からスタートし、現状建物のエネルギー性能を把握した上で、GHG削減量や水光熱削減量の目標を定め、省エネ方針の策定を行っています。省エネ効果の大きさは、難易度(投下するコスト、時間、入居者への影響度等)と概ね比例します。そのため、計画にあたっては、事前の検討が重要となります。
省エネ方針策定から実施までの流れ(イメージ図)
お客さまへのご提案事例
金融業の拠点における省エネ施策の立案
お客さまは、2050年までにグループ全体でのカーボンニュートラル達成をリリースしたものの、社内リソースによる省エネ施策の立案に課題を抱えていました。当社は、現在の運用面における省エネ施策を現地のウォークスルー調査を踏まえて、提言しました。
お客さまは、全国に建物を所有されており、個別のエネルギー削減量が少ない省エネ施策を横展開させることでカーボンニュートラル達成に前進しました。
お客さまへのご提案事例
製造業生産工場における省エネ運用提案
お客さまの生産拠点の生産設備に付帯する設備(製造機器は除く)の消費エネルギー量に関して、年間変動や日間変動を詳細に分析し、追加の設備投資なしでの省エネルギー運転方法をご提案しました。
製造ラインへの影響と施策実行時のエネルギー削減量、コスト削減の可能性についても検証を行い、お客さまの実行可否判断にお役立ていただきました。