ナショナル・トラスト発祥の地、天神崎

三井住友信託銀行のサステナビリティ活動

天神崎は、和歌山県田辺市にある岬で、緑豊かな丘陵部と干潮時に顔を出す平らな岩礁で形成されています。ここは森・磯・海の三者が一体となって一つの生態系を作っており、市街地に近接しているにも関わらず、豊かな自然が残されている点が特徴です。
1974年、天神崎での別荘地開発計画が持ち上がったことに端を発し、自然を守るために「天神崎の自然を大切にする会」が結成され、全国からの募金による天神崎買い取り運動がスタートしました。この活動は、日本のナショナル・トラスト運動の先駆けとして多くの方の賛同を得て、現在およそ7ヘクタールの買い取りに成功しています。

天神崎でのインタビューの様子

生徒たちが天神崎で玉井済夫さんに
インタビューを行いました

授業の様子

当社の社員がファシリテーターとなり、授業を行いました

この天神崎を題材に、和歌山県田辺市立田辺第三小学校では、5年生を対象に映像を使った教育プログラムを実施しました。このプログラムは、当社とグリーンTVジャパンの協働による環境教育の第1弾として行ったもので、子供たちが映像を通して自然環境の本質的な意義や理解を深め、「生物多様性」の視点から、その重要性を学ぶことを目的としています。また、授業で使用した映像は、学校で学んだ後、インターネットでご家族と一緒に見られる点が特徴です。
映像教材の作成にあたっては、4名の生徒が実際に現地を訪れ、「天神崎の自然を大切にする会」の業務執行理事を務める玉井済夫さんにインタビューを行いました。この映像を使用した授業を通じ、子供たちは、天神崎がなぜ大切にされ、どのように守られてきたかについて学びました。

また、この教育プログラムは、先生と生徒が双方向に学びあうことをポイントとしているため、先生は知識を一方的に伝えるのではなく、「ファシリテーター」として子供たちの参加を促し、子供たち自らが答えを見つけられるよう、サポートする役割を務めました。
授業の最後に、子供たちは、自然を守るために「自然を汚さないようにゴミを捨てないようにしようと思います」「天神崎の素晴らしさをみんなに伝えていきたいと思いました」など、生き生きと自分の意見を発表し合いました。

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