専門家とオンラインで「対談」

三井住友信託銀行のサステナビリティ活動

2021年3月、佐賀龍谷学園龍谷中学校の3年生19人を対象に、ESDプロジェクトを実施しました。
本プロジェクトは、生徒たちがSDGsのターゲットについて深く学ぶことを目的に、4人の専門家と直接対談する特別授業として行われました。前回のESDプロジェクトと同じく、新型コロナウイルス感染拡大を考慮し、打ち合わせから授業実施当日まで完全なリモート形式で行いました。

「飢餓撲滅」をテーマにした対話では、飢餓の原因は食品貯蔵の問題だけではなく、紛争や気候変動による自然災害、男女格差、経済的な打撃などの問題が複雑に絡み合っていることを学びました。

グループごとに対話テーマを設定し、4人の専門家と対談形式の特別授業を実施しました

グループごとに対話テーマを設定し、4人の専門家と対談形式の特別授業を実施しました。

教室と各地の講師の方をオンラインでつなぎ、リモート形式で質疑応答や意見交換をしました

教室と各地の講師の方をオンラインでつなぎ、リモート形式で質疑応答や意見交換をしました。

「マラリア」をテーマにした対話では、いまだワクチンがないため蚊帳を配布して罹患を防いでいること、映画や歴史を紐解くことでマラリアの歴史を知ることができると学びました。
「公害」をテーマにした対話では、プラスチックごみ問題や水俣病をはじめとした公害問題のお話に加え、情報発信をする際には“誰に対して何を伝えたいのか”をしっかりと決めることが大切であると学びました。
「ジェンダー平等」をテーマにした対話では、LGBTQの方が周りにいない/分からないから問題にしないのではなく、必ず自分の周りにいるという視点や多様性を意識すること、性はその人の個性の一部であり一人の人間としてみることが真の平等につながることを学びました。
今回の研修会は、各グループが長い時間をかけて理解を深めてきたSDGsの目標・ターゲットについて、リアルタイムで専門家と対話をするという初の試みでしたが、参加した生徒たちにとって、自分たちの調べてきたことや思い、疑問点を直接伝えることのできる貴重な時間だったのではないかと思います。授業終了後、参加者からは「SDGsの17の目標が、相互が複雑に絡み合い、つながっていることを実感した」「専門的なことから今から行動できることまで多種多様な取り組みがあるが、身近なことからスタートしたい」等の感想が寄せられました。
このESDプロジェクトを通じて、次世代を担う子供たちがSDGsの掲げる目標や社会の課題を「ジブンゴト」として体感し、その課題解決について自ら考え、具体的な取り組みを進めてもらうきっかけになれば幸いです。

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