Gコース・金融業界出身

本店営業第十二部 第三課

関 弘樹SEKI HIROKI

2021年入社

これまでのキャリアCAREER PATH

2018年
新卒で金融会社に就職。ファイナンス面から、グループ会社の海外事業をサポート。
2021年
スキルアップを目指して、三井住友信託銀行に転職。
2022年
営業担当としてお客さまのあらゆる相談に応じ、幅広い経験を積む。

私は大学を卒業後、大手情報・通信系グループの金融会社に就職し、グループ会社が海外で事業を行う際の資金調達をサポートする「グローバル事業部」に配属となりました。配属先ではヨーロッパやアメリカ、アジアとさまざまなエリアを担当し、既存のスキームを用いた資金調達はもちろん、時には新たなスキームを構築したり、財務上の課題にも応じるなど、幅広い経験を積むことができました。しかし会社の方針変更により、所属部署の業務が縮小されることに。金融営業としてまだまだ学べることがあると思っていた私は、「思い切って外の世界に出てみよう」と決意し、転職活動を始めました。そのため、「担当業務の領域が広く、金融営業としてトータルスキルを磨くことができる」という点を最も重視して、転職先を検討しました。
三井住友信託銀行は銀行業務に加えて、信託業務や不動産業務など、幅広い事業を展開しています。しかも、信託業界トップレベルの実績を打ち出しており、ぜひ挑戦してみたいと思いました。面接時では、部長が前職での経験や私の希望を聞いたうえで、「転職後、どのような部署で活躍できるか」を親身になって考え、提示してくれました。こうした対応から、「金融営業として幅広い経験を積みながら、成長できるフィールドがあること」や「人を大切にする風土が根付いていること」を感じ、迷うことなく転職を決めました。

インタビュー01
インタビュー02

三井住友信託銀行では、RM(リレーションシップマネージャー)と呼ばれる金融のプロフェッショナルが法人のお客さまを担当し、ファイナンスに関わるあらゆる相談に応じています。金融機関と聞いて多くの方が「融資」をイメージされるかもしれませんが、当社は信託銀行であるため、証券代行などのニーズにも応えることができます。また、資金調達の手段も、シンジケートローンやプロジェクトファイナンス、さらには不動産ファイナンスなど、幅広いサービスから最適なソリューションを提案することが可能です。その分、学ばなければならないことがたくさんありますが、当社は研修が非常に充実しています。私は前職のキャリアが3年と短かったため、新卒と同等の研修を受けさせていただきました。配属先の部署でも毎日のように勉強会が開かれており、向上心旺盛な社員にとって最高の環境です。
現在、私が担当しているお客さまは製造業やIT、小売などさまざまですが、有価証券報告書等の開示資料をじっくり読み込むのはもちろん、ヒアリングも丁寧に行うよう心掛けています。例えば同業種のお客さま数社にヒアリングをすると、類似点もあれば大きく異なる点もあることに気づきます。その気づきをお客さまに提示することで、課題が浮き彫りになり、どのような支援をご提供できるかが見えてきます。お客さまとの日々の会話に加え、研修や勉強会で積極的に金融の知識を吸収し、その知識を活かしてお客さまの課題解決に貢献できる。この点に、RMとしてやりがいを感じます。

インタビュー03

面接時に感じたとおり、当社は温かみに満ちた社風があり、面倒見の良い先輩や上司が揃っています。例えば未経験の業務に携わる際、先輩方に質問をすると、どの先輩も時間を惜しまず、こちらが理解できるまで説明してくれます。フロンティア精神が旺盛で、先進的な取り組みを積極的に思っている点も、当社の良いところだと感じています。現状に満足することなく、常に顧客により良いサービスを提供することを目指しており、新しい金融商品やスキームも頻繁に生み出されているからです。このような商品やスキームに関しても、勉強会を通じて学ぶことができるので、「金融業界の最前線に身を置いている」という実感が常にあります。
三井住友信託銀行に転職して約1年が経ちましたが、今後もRMとしてしっかりと経験を積んでいきたいですね。そして、前職の経験を活かして、いつか海外業務に携わってみたいと思っています。当社は、各部門に人事担当者が在籍しているので、今後のキャリアに関しても気軽に相談することが可能です。定期的な面談でも、人事担当者が私のキャリアビジョンを受け止めたうえで、さまざまな選択肢を提示してくれます。当社で望むキャリアを実現し、海外に駐在する日が来るのが今からとても楽しみです。

転職して活かせているスキル

お客さまをファイナンス面からサポートする上で最も大切なのは、「自ら考え、行動する姿勢」だと感じています。特に当社の場合、提供できるサービスが多岐にわたっているため、お客さまの事業や財務状況、今後の事業展開などを十分に理解したうえで、最適なソリューションを提案する力が求められます。お客さまの開示資料も単に読めばいいのではなく、課題を見つける力や、その課題をどう解決できるかまで仮説立てて考える力も必要です。前職では、まさにこの「自ら考え、行動する姿勢」を大いに発揮してきました。ルーチンではなく、お客さま一社一社と誠実に向き合い、その都度、何ができるかを考えていく。このようなスタイルは前職も現在勤務する三井住友信託銀行も同じであり、もっとも活かせているスキルだと感じています。