Rコース・証券業界出身

藤沢支店兼藤沢中央支店 財務相談課
投資運用コンサルティング責任者

小磯 諒KOISO RYO

2016年入社

これまでのキャリアCAREER PATH

2012年
新卒で証券会社に就職。個人営業として、顧客の資産運用をサポート。
2016年
三井住友信託銀行に転職。渋谷支店及び目黒支店で経験を積む。
2022年
藤沢支店に異動。これまでの経験を活かして営業推進業務に携わる。

大学卒業後、最初に就職したのは証券会社で、複数の支店に勤務し、個人営業として顧客の資産運用をサポートしてきました。やりがいの大きな仕事でしたが、経験を積むなかで徐々に物足りなさを感じるようになってきました。なぜなら、資産を増やすお手伝いはできても、相続対策も含めた資産管理まではカバーできなかったからです。そこで、個人営業としてさらなる成長を実現できる環境を求めて、転職活動をはじめました。
転職活動では業界を敢えて絞らず、「付加価値の高い商品を扱う営業職」という軸で企業を検討しました。メガバンクやM&Aアドバイザリーなど複数の企業から内定をいただきましたが、三井住友信託銀行には他社にはない魅力がありました。一番の魅力は業務内容で、資産形成から資産運用、そして相続や贈与など、営業担当としてお客さまの人生に長く寄り添いながら、資産管理全般に関するニーズにお応えできる点に強く惹かれました。加えて、選考時のレスポンスが速く、人事担当者の穏やかな対応から、三井住友信託銀行ならではの社風を感じ取りました。これらの点に待遇などの条件面も考慮して、「理想の働き方ができる」と感じたことから当社に転職しました。

インタビュー01
インタビュー02

三井住友信託銀行に入行したのは2016年で、渋谷支店及び目黒支店に勤務した後、藤沢支店に異動。現在は、個人のお客さまを担当する営業チームを支援する「営業推進業務」に携わっています。具体的には、営業担当社員一人ひとりの進捗状況を管理しながら、お客さまに対して適切なご提案ができるようサポートしています。また、若手社員に対しては育成も視野に入れたサポートを行っており、日々、相談に応じているほか、お客さま先に同行してその都度、アドバイスしています。
支店には25名の営業担当が在籍しており、彼ら一人ひとりの状況を把握するのは決して簡単なことではありません。それでも、注意深く彼らの行動を観察していくと、潜在的な課題が浮き彫りになってきます。そこから営業施策を検討し、具体的なアドバイスにつなげていった結果、悩んでいた若手社員が自分の目標を達成できると、まるで自分のことのようにうれしくなります。
冒頭でお話ししたように、信託銀行はお客さまの資産管理全般をカバーしています。その分、扱う商品が幅広く、営業担当にかかる負担が大きくなる傾向にあります。そのため、彼らが必要な業務に集中できるよう環境を整備することにも注力しています。

インタビュー03

証券会社時代も三井住友信託銀行に転職した今も、「個人のお客さまを担当している」という点に変わりはありません。しかし、お客さまとの向き合い方に関しては、前職と今とでは大きく異なるように思います。最も大きな違いは、資産を増やすことだけが私たちの使命ではないということです。例えば、お客さまが築いてきた資産を守り、お子さまやお孫さまの代にスムーズに継承していく「資産承継」や「財産管理」は、信託銀行だからこそ提供できるサービスです。三井住友信託銀行には資産承継や財産管理に関する豊富なノウハウがあり、このようなノウハウを若手社員に伝えていくことで、長きにわたってお客さまの人生をサポートしていけるのだと感じています。
また、当社は中途入社の社員が多く、社歴やバックグラウンドに関係なくすべての社員が活き活きと活躍しています。多様なバックグラウンドをもつ仲間や先輩、上司と一緒に仕事ができる環境はとても刺激的で、私自身、転職により視野が広がったと感じています。
三井住友信託銀行に転職して7年弱。転職当初は個人営業として自分自身のスキルを高めることに注力していましたが、営業推進を担う今はチームのメンバー全員のパフォーマンスを最大化することを使命としています。引き続き営業推進の経験を積み重ねていき、チーム全体で成果を出していけるようなマネジメントを実現していくつもりです。

転職して活かせているスキル

私の場合、前職でも個人のお客さまを担当していたため、金融商品の知識や相場観、お客さまへの提案スキル、根気強く目標を達成する姿勢など、ほとんどの知識・スキルを現在の仕事に活かすことができています。逆に、資産運用や相続対策、財産管理など、幅広い視点に立ってお客さまのニーズに素早く適切に応えていくスキルは、三井住友信託銀行に転職したことで身についたと実感しています。例えば当社は扱う商品が幅広いため、カテゴリー別に推進チームがあります。私自身、不動産取引やプライベートバンキング、相続対策などの推進チームに所属し、専門性を高めてきました。前職のスキルをベースに提案の幅を広げ、より高度な提案を行えるようになったので、今の環境に心から満足しています。