Interview
問いを立て、世界を読み解く。
年金運用の新しい常識を
つくるために。
川越Kawagoe
資産運用事業
年金運用部
2015年入社
2015年入社
Career Pass
これまでの歩み
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入社のきっかけ
大学・大学院では数学を専攻。未知の問いを立て、理論を構築する面白さに惹かれていた。金融機関は数学系人材が活躍している印象があり、中でも信託銀行がグループの中核で、風通しの良さが感じられた三井住友信託銀行に入社。
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初期配属(1年目の仕事)
内定時代から年金営業に関心を持ち、名古屋年金営業部に配属。企業年金の「制度」と「運用」の両面を担当し、将来の年金受給額を設計する制度設計から資産を増やすための運用提案まで幅広く手がけ、バランス感覚と提案力を磨いた。
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現部署・チームの業務内容
年金営業第一部を経て、2021年7月より年金運用部でポートフォリオマネージャーを務める。大企業の企業年金を中心に担当し、企業ごとの文化やリスク許容度に応じて最適な運用ポートフォリオを設計・提案している。
「数学的思考」を
企業年金の舞台で活かす。
年金運用部では、企業年金の運用全般のコンサルティングや、商品の管理・企画・開発を行っています。その中で私が担うのは、ポートフォリオマネージャーとしてお客さまの資産全体を見渡し、最適な組み合わせを提案する役割です。扱う金額は数千億円規模に及ぶこともあり、ときに一つの判断が多くの人の未来にも関わる年金制度の安定性を左右します。だからこそ、経営方針やリスクへの考え方だけでなく、「どんな未来を描きたいか」という想いまで汲み取った提案を心がけています。学生時代は数学を専攻し、定義や前提から論理を積み上げ、思いもよらない結論にたどり着く面白さに惹かれました。数学は一般的に「答えがある世界」と思われがちですが、実際は答えがあるかも分からず、自ら問いと仮説を立て「答えを探していく」学問です。そこで培った力は今の仕事にそのまま活きています。年金運用の世界にも明確な正解はありません。株式市場や金利、社会情勢など、さまざまな要素が複雑に絡み合う中で「何が最善か」を考え抜く過程こそがこの仕事の醍醐味です。AIが膨大なデータを分析できる時代でも、最後に“問いを立てる”のは人。お客さまがまだ気づいていない課題を見つけ、理論と感覚を往復しながらソリューションまで一気通貫で提案し、信頼を積み重ねていく。その探究にこそ、年金運用の奥深さがあると思っています。
説得するのではなく、
納得を生み出す提案を。
特に印象に残っている仕事は、これまで深いお付き合いのなかったお客さまから、数百億円規模の資産を新たに任せていただいた時のことです。最初の打ち合わせでは、当社の商品を提案するのではなく、「そもそもポートフォリオ全体としてどんな姿が理想なのか」を一緒に考えることから始めました。大切にしたのは、数字とシナリオで「なぜその提案にたどり着いたのか」を明確に示すこと。ときには一万通りを超えるシミュレーションを行い、どうすれば安定して成果を出せる形になるのかを検証しました。最も難しかったのは、長年の運用方針を変える決断を促すことでした。お客さまは業界内でも豊富な経験を持つ方であり、その分、方針の変更には慎重な判断が求められました。そこで、過去の方針を否定するのではなく、当時の判断を真摯に尊重しながら、時代の変化に合わせて考え方を少しずつ更新する必要性を丁寧に伝えました。また、わからないことはその場で曖昧にせず、次にお会いするまでに自分なりの答えを必ず準備していました。そうした積み重ねが少しずつ信頼につながり、最終的には多額の新規資産をお預かりする結果となったのです。今では、新しい投資を検討される際には真っ先にお声がけいただける関係が築けています。お客さまの中にある課題や迷いを一緒に考え、言葉にしていく。その一つひとつのプロセスが、説得ではなく“納得”を生み出していきます。そして、新しい一歩をお客さまとともに踏み出せた瞬間に、この仕事の本当のやりがいを感じます。
誰も答えを持たない時代に、
次の潮流をつくる。
年金運用の世界は大きな転換点を迎えています。これまでは「リスクを抑えて安定的に運用する」ことが主流でしたが、インフレや金利上昇が進むなかで、その常識が変わりつつあります。将来的な給付の見直しや、より高いリターンの実現が求められ、「いかに守るか」から、運用によって「いかに増やすか」という新しい考え方が必要になってきました。こうした環境のなかで、私が目指しているのは「新しいトレンドを生み出す側になること」です。当社はこれまでヘッジファンドや不動産、インフラ、未公開株などに投資する「オルタナティブ運用」を日本の企業年金の世界に根付かせ、新たな潮流を生み出してきました。最適なポートフォリオを追求する中で、ポートフォリオマネージャーが起点となり、新たな商品を生み出していく。今度は私自身が次の時代を切り拓くような、新しい運用のあり方を発信していきたいです。
