人材育成×DE&I
DE&Iの推進
一人ひとりの能力の最大発揮と企業としてのより大きな価値創造のために、
全社員がやりがいを持って活躍し成長できる公平な機会の提供や、異なる一人ひとりにとって必要な支援を実施しています。
ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン
人権 / LGBTQの理解促進
三井住友信託銀行では「人権方針」を定めており、企業活動に関わるすべてのステークホルダーの人権を尊重しています。「人権方針」にはLGBTQに対する差別の禁止文言も明記し、職場内の人権啓発研修をはじめ、新人研修や階層別研修においても啓発活動を実施しています。
●PRIDE指標
当社は、work with Pride(LGBTQに関するダイバーシティ・マネジメントの促進と定着を支援する任意団体)が運営する「PRIDE指標」に取り組み、2022年度は「ゴールド」を受賞しました。またコレクティブ・インパクト型の取り組みを実施する企業を表彰する「レインボー」を2年連続で受賞しました。
●LGBTQフレンドリーな企業を目指して
婚姻の平等に賛同する企業を可視化するキャンペーン「Business for Marriage Equality」、LGBT平等法の制定を目指すキャンペーン「ビジネスによるLGBT平等サポート宣言」に当社は賛同しています。これらの表明を通じて、「お客さまや社会のWell-beingの向上」に貢献し続けたいと考えています。
女性の登用と支援
信託銀行初の女性支店長の誕生を皮切りに、各事業部の管理職や専門性を伴うプロフェッショナル人材を輩出するなど、現在では数多くの女性社員が活躍しています。また、多様な働き方を推進する観点から、Aコース(地域限定型)社員についても、結婚や配偶者の転勤、親族の介護などを理由とした転居を認め、勤務地域の変更を可能とする制度運営も行っています。
仕事と家庭の両立
結婚や出産などのライフイベントを迎えてもキャリアを継続できるよう、当社では休暇・休業に関する制度面を整備するだけでなく、テレワーク勤務など両立支援を目的とした支援体制も整えています。さらに、当社の支店をサテライトオフィスとして活用するなど、新たな就労環境の整備にもチャレンジ。対象店舗の拡大や設備の拡充など、今後もますますの利便性向上を図り、柔軟な働き方の推進に力を入れていきます。
項目 | 妊娠 | 産前 | 産後 | 1歳 未満 まで |
2歳に 達する日 まで |
小学校 入学前 まで |
小学校 3年生 まで |
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時差出勤 | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● |
通院時間の確保・通勤緩和など | ● | ● | ● | ● | |||
産前・産後休暇 (産前・産後8週間/有給) |
● | ● | |||||
出産・育児休業 (最初の1週間は有給) |
● | ● | ● | ● | ● | ||
育児時間制度 (1日1回1時間、または1日2回30分/有給) |
● | ||||||
時間外勤務の免除 | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● |
短時間勤務制度 (1日2時間を超えない範囲で勤務を短縮) |
● | ● | ● | ● | ● | ● | ● |
看護休暇 | ● | ● | ● | ||||
男性の育休取得 | ● | ● | ● |
障がい者の活躍推進
詳細はこちら→グローバル人材の活躍推進
詳細はこちら→定年退職者の継続雇用
定年退職者については、ご本人の希望に応じて65歳までの雇用機会をご提供する「継続雇用制度(エルダーパートナー制度)」を設けています。また、高度な専門性を有する社員については「フェロー」として認定し、70歳まで再雇用期間を延長することが可能です。
社員の健康を重視した企業経営
働き方の最適化
多様な働き方とワークライフバランスの実現に向けて、社員が安心して働ける職場環境づくりに取り組み、その成果が表れています。例えば2021年度では、1カ月あたりの平均残業時間 (法定外労働時間)を21.9時間、同時間が60時間を超過する社員の割合0%を実現。他にも、毎月1日の休暇取得の奨励に対し、過去3年の有給休暇取得日数と取得率が上昇しました。
①多様な働き方とワークライフバランスの実現
②健康意識の発揚と適切な労働時間管理などを通じた健康推進の支援
③全社員がやりがいを持って活躍し成長できる機会の提供
社員一人ひとりのいきいきとした働きを通じて、お客さまの利益に貢献し、社会に役立つ企業であり続けます。
健康マネジメント(休暇制度)
当社は2018年度から継続して「健康経営優良法人 ~ホワイト500~」に認定。社員全員の心身両面での健康推進を目指した取り組みが評価されています。各種休暇制度はもちろん、身体の健康を目的に、全館禁煙化の実施、乳がん・子宮頸がん検査の対象年齢引き下げなどを実施しています。心の健康についてもストレスチェックなどによる社員の状態をデータで把握し、メンタルヘルスセミナーなどの開催等により、心の健康維持に努めています。
●休暇制度
- 連続休暇
- 連続5営業日の連続休暇を各年度1回取得することができます。多くの社員が前後の土日と合わせて9日間の長期休暇を取得しています。
- リフレッシュ休暇
- リフレッシュ休暇A(連続3営業日)、リフレッシュ休暇B(連続2営業日)の2種類を設けています。原則、休日とつなげることを義務化し、土日・祝日と連続して4〜5日間の休暇を取得できます。
- ウェルネス休暇
- 特別休暇を1日取得できます(年に2回)。
- 年次有給休暇
- 毎年度20日間の有給休暇が与えられます。年度内に消化しなかった休暇は翌々年度まで繰り越し可能(有給の最大日数は60日間)。 なお、半日での取得も可能で、午前・午後のみを有給休暇とすることもできます。
※入社1年目の年次有給休暇は年間17日
- 永年勤続
特別休暇 - 勤続15年で連続10営業日、20年で5営業日、25年で5営業日の休暇を取得できます。
- 結婚休暇
- 結婚した際には連続5営業日の休暇を取得できます。
- 介護休暇
- 家族の介護が必要な社員には、年度内に5営業日の介護休暇の取得が可能です。