Interview

金融リテラシーを多くの人へ。
資産も、心も、豊かな
日本をつくるために。

松田真由子Mayuko Matsuda

資産形成層横断領域

ライフアドバイザリー部
2017年入社　教育学部卒

Career path

これまでの歩み

入社のきっかけ

大学では理科の中高教員免許を取得。就職活動を通じて、開かれた環境に魅力を感じ、民間企業への就職を意識するように。三井住友信託銀行のインターンシップで出会った先輩方の仕事への熱意、真摯さに惹かれ入社を決意した。
初期配属（1年目の仕事）

地元である静岡支店に配属され、事務および営業職に従事。銀行業務・社会人の基本を身につけるとともに、お客さまのご資産や退職金の運用、保険商品のご提案、相続対策など、ライフプランに合わせたコンサルティング業務を経験。
現部署・チームの業務内容

2020年に社内公募制度を利用し、ライフアドバイザリー部セミナーチームに異動。取引先の従業員の方に向けて、セカンドライフのお金に関するセミナーの企画・運営・講師を担当。

年間1万人の方々にセミナーを開催。
テーマは、お金と人生。

私たちライフアドバイザリー部セミナーチームは、取引先企業の従業員の方に向けたお金に関するセミナーの企画・運営、そして講師としてアドバイスを行っています。その内容は幅広く、公的・企業年金の受け取り方や退職金の税制、資産運用、住宅ローン、保険、相続、不動産に至るまで…。お金と人生に関わるあらゆるテーマを取り扱っていることが特徴です。チーム全体で、年間約1万人の方々にセミナーを実施しているのですが、お客さまから求められる講義内容や、受講される方の金融リテラシーは、毎回違います。また、国の施策や制度、時代の変化によって、コンテンツも調整していかなければなりません。だからこそ、お客さまをはじめ、社内の専門部門との密なコミュニケーションを図り、一人でも多くの方に新たな気付きを与えるセミナーにすることを心掛けています。セミナーを通じて、金融やライフプランについての意識を高めていただくこと、そして三井住友信託銀行のファンになっていただくことが私たちのミッション。「松田さんのお話を聞いて、これからの人生の為にお金についてもしっかりと考えていきたいと思ったよ」そんな声が聞けるときに、大きなやりがいを感じます。

人が人を。仕事が仕事を。
繋がっていくから、おもしろい。

某大手飲料メーカーの子会社向けに開催した、公的年金や退職金のお受け取りについてのセミナーが、私にとって印象的な仕事の一つ。
その企業は退職金の額が多かったため、退職後に受け取る資産を有効活用できるようなセミナーにすべく、社内外の関係者と綿密に打ち合わせをして、セミナー内容を企画。受講された従業員の方からは、理解が深まったといったご感想だけでなく、「会社や三井住友信託銀行が退職後の人生も考えてくれているのが嬉しかった」というお言葉をいただくことができました。また、人事部や役員からも高い評価をいただき、持株会社の人事部にもその評判が伝わり、「グループ全体でもセミナーを開催してほしい」と、新たな依頼をいただけることに。セミナーに参加された方の資産や人生について、真摯に向き合い、とことん考え抜くというその想いは確かに伝わり、その結果、次のチャンスにもつながっていくことを実感した経験です。これまで以上に、私たちが開催するセミナーの意義や可能性を感じるきっかけとなりました。

もっとたくさんの方に会いたい。
お金で悩まない豊かな世の中を目指して。

今後もセミナーを通じて、一人でも多くの方のライフプランをサポートする取り組みを行っていきたいと思っています。現在は、取引先企業の従業員の方向けが中心ですが、ゆくゆくは当社を知らない方、さらに言えば、社会人に限らず、高校生や大学生にも裾野を広げていきたいです。その理由は、常日頃から、日本人はお金について語ることへの抵抗があると感じているからです。それが美徳だという考え方もありますが、その結果、金融や資産運用について人に相談しづらく、正しい知識が得られない環境を生み出しているのではないでしょうか。そして、お金について「よく知らない」というだけで、金銭面について不安を感じている方がたくさんいらっしゃるのも事実です。より幅広い層に、より早い段階からアプローチすることで意識を根本から変え、あたりまえにお金の話ができる、お金で悩まない、そんな世の中にすることが私のビジョンです。お金の不安がなくなれば、人生の選択肢が増える。そしてそれは、資産だけでなく、心も豊かな人が、日本中に溢れることにつながると信じています。