人材育成×DE&I
キャリア支援
業務チャレンジ、能力開発支援、研修制度など、さまざまなサポートを行っています。
一人ひとりに合わせたキャリア支援
幅広い業務が広がる信託銀行のビジネスには多様な専門性が求められます。そこで私たちは、社員各人が自らの業務やキャリアを鑑み、個々の能力を磨けるさまざまな機会を提供。組織全体のパフォーマンスの向上につなげています。キャリア支援の取り組みは、選考時(入社前)から内定〜配属時、入社後、そしてその先の未来まで、長期に渡り一人ひとりの成長を支えていきます。
コース選択
入社時には、「Gコース(全国転勤型)」と「Aコース(地域限定型)」の2つのコースから選択が可能。コースの違いは、転居を伴う転勤の有無に限り、携わる業務に違いはありません。
全国転勤型
- 転居転勤
- あり
- 対象業務
- 全業務
地域限定型
- 転居転勤
- なし
- 対象業務
- 全業務
入社後のコース転換も可能です。ただし、各コース間の転換は会社の認定を要します。
選考時
入社前の段階で初期配属先を限定し、自らキャリアを切り拓くことにチャレンジする制度です。
- 年金アクチュアリー
-
●主たる初期配属業務・事業:投資家事業
入社時の配属は年金数理関連部署に限定される。早い段階から数理計算、制度設計業務の基礎を身に付けるとともに、数理的素養を活かして年金アクチュアリーの資格取得を目指す。
- 運用(マーケット)
-
●主たる初期配属業務・事業:マーケット事業
入社時の配属はマーケット事業に限定される。業務経験を通じて早い段階から専門性を高め、運用業務におけるプロフェッショナルを目指す。
- グローバル
ビジネス -
●主たる初期配属業務・事業
入社時の配属は対法人関連のグローバル関連業務※1に限定される。(本人の適性に応じて、国内業務を経験したのち、グローバル関連業務に従事する場合もあります)将来海外・国内において当社グローバルビジネスにおけるプロフェッショナルとなることを展望。●応募資格など
一定レベル以上の日本語力※2があることに加え、日本以外での在住歴(1年以上を目処)、もしくはビジネスレベル以上の英語力(TOEIC860点以上が目処)があること。
※2 一定レベル以上の日本語力複雑な文章や抽象度の高い文章を読んで、構成や内容を適切に理解することができ、会話やニュースの内容や論理構成などを詳細に把握することができる日本語力。日本語能力検定であれば、N2以上の水準を目安とする。※1 グローバル関連業務の詳細事業 事業内容 法人事業 ファイナンス業務(プロジェクトファイナンス、M&Aファイナンス等)、法人RM業務 投資家事業 国内外の新たな投資機会を探索し商品化する業務、機関投資家を対象とした営業を推進する業務、法人RM業務
海外機関投資家に対する運用営業、グループ内外の資産運用会社や海外現地法人のミドル・バック業務不動産事業 海外投資家に対する不動産投資・運用ビジネスの推進に関連する業務 マーケット
事業世界中の金融マーケットに投資を行い、また、顧客に対して最適な金融商品を提供する業務 IT・システム 領域 海外拠点等のシステム更改に関連する業務
- リスク管理
-
●主たる初期配属業務・事業:経営管理(リスク管理業務)
入社時の配属は当社リスク管理業務を担う本部セクションに限定される。金融工学、統計学、計量経済学又は情報工学等のスキルを活用し、各種リスク(信用・市場等)計測の高度化、各種リスク管理モデルの開発、気候変動リスク、グローバル金融規制への対応等を通じ、リスクマネージャーとしてのプロフェッショナルを目指す。
- 財務企画
(会計・財務) -
●主たる初期配属業務・事業:経営管理(財務企画業務)
入社時の配属は主計領域(会計・税務)に限定される。保有する財務・会計・税務に関する知識を活用しながら、業務経験を通じ早い段階から専門性を高め、事業や国内外を問わず活躍する、会計や税務のプロフェッショナルを目指す。●応募資格など
日商簿記2級以上の資格を有していること。
- IT・デジタル
-
●主たる初期配属業務・事業:経営管理(ITシステム・デジタル関連業務※)
入社時の配属はシステム業務関連部署、もしくはデジタル企画部・各事業本部などに限定される。IT・システム、デジタルスキルは、当社経営戦略、各事業の事業戦略の実現を支えるための必要不可欠な知識・スキルであり、将来は、「業務知識」と「ITスキル」もしくは「デジタルスキル」をコアスキルに持つ人材として、信託銀行の業務全般において幅広く活躍することを展望。※ITシステム・デジタル関連業務の詳細① ITシステム業務●初期配属イメージ
IT関連部署に配属。 「信託銀行の業務知識」と「ITに関する知識・スキル」を兼ね備えたプロフェッショナルを目指し、システム企画・開発業務等を担う人材として育成。1年目は「ITに関する知識・スキル」の集中的な習得期間。●業務イメージ
・ 経営やビジネスニーズを踏まえたシステムの企画・開発を行う。
・ クラウド等新技術の検討・導入により、環境変化への対応を行う。
・ ITに関する知識・スキル習得後は、IT部門だけでなく、事業・業務側のシステム企画やシステム開発プロジェクトに従事することも可能。<将来携わる業務>・ 業務遂行に不可欠なITインフラに関する環境の提供・運営を統括。
・ RPA導入等による業務効率化を通じ、ビジネスモデル変革の実現に貢献。
・ IT部門全体の企画や予算管理、当社グループ全体のサイバーセキュリティ対策の統括、システムリスクに係るルールメイクやリスクの管理。●求めるスキル・資格など
・ ITに関する基本知識、 ITパスポートやクラウド関連の資格・スキル保有が望ましいが、エントリ―時点でIT関連資格の保有は必須とせず、探求心や自己成長への熱意があること。
・ 配属後に約半年間かけて充実した研修に専念。業務遂行に必要なIT・システムに係る基本的な知識・スキルの習得の機会あり② デジタル業務●初期配属イメージ
デジタル本部に配属。●業務イメージ
・ 三井住友トラストグループ内の経営課題、業務課題を解決するためのデータ分析設計、実施、結果報告までの一連の業務を担当する業務。データ分析及びそのコンサルティング、大規模データの業務解析(データマイニング)、数理モデリング業務(予測、最適化、統計モデルの設計)。
・ グループ内のDX、データ利活用を支えるデータ分析基盤の設計・構築・運用全般を担当する業務。
・ データアーキテクチャ、クラウド、分散処理基盤等、データエンジニアリングの技術を駆使して、利用者の用途や活用目的に応じた環境の構築。
・ アジャイルな思考・環境(DevOps)の下、ユーザー要望に応じて、クラウドネイティブ環境で柔軟且つ俊敏にアプリケーション開発を展開する業務。およびWeb3領域(ブロックチェーン・メタバース等)で新規事業設計・プロダクトマネジメントを遂行する業務。●求めるスキル・資格など(下記のいずれかがあることが望ましい)
・ 数理的・論理的思考力。
・ 統計分析、最適化や予測等の数理モデル、機械学習等を用いたデータ分析経験。
・ AWS、GCP、Azure等のクラウド技術に関する構築経験。
・ アジャイル開発によるアプリケーション開発経験。
・ Web3.0領域での新ビジネス創成の経験。
内定 〜 配属時
内定者が自ら希望する資格取得、当初配属業務にチャレンジする機会を提供します。
□ 資格取得:不動産鑑定士、年金アクチュアリー
□ 業務:マーケット業務、ITシステム業務
※2022年度実績
※内定後業務チャレンジに参加しない場合も該当部署に配属となる可能性はあります。業務チャレンジへの応募の有無がキャリアを制限するものではありません。
内定者一人ひとりと面談を実施。配属の希望やキャリア展望についてヒアリングを行い、初期配属を決定します。
入社後
人材育成・能力開発は、OJT(On the Job Training)を基本としていますが、自己研鑽を目的とした研修や制度についても数多くの選択肢を用意しています。
- OJT
- 配属先それぞれで、計画的かつ継続的な現場教育を実施。
※OJT(On the Job Training)とは
必要な知識・技能を習得するための訓練を日常業務の中で行うこと。
- 各種研修
- 社員の学びの場「SuMiTRUST University」で、体系的に知識やスキルを習得。
各種研修 新入社員研修・階層別研修・業務別研修・語学研修(英語・中国語)
経験や習熟度に応じて段階を分け、きめ細かに対応Web Campus Eラーニングなどの学習ツールや各種情報を提供する人材育成サイト
- 自己啓発支援
- 各種資格・検定試験の受験料の援助、取得支援金の交付及び特定図書の支給。
- 業務公募制度
- 自らが希望する業務にチャレンジする機会。
- 各種トレーニー
制度 - 語学トレーニー制度など能力開発研修を実施。
■海外派遣研修
■語学トレーニー制度(英語・中国語・タイ語)
■業務トレーニー制度(ニューヨーク・ロンドン・上海・シンガポール・
香港など)
- 社内副業制度
- 自身の業務以外の仕事に携わる機会。
自律的なキャリア型人材
- 事業説明会
- 社員が各事業および各業務領域への理解を深める機会。
学びの場「SuMiTRUST University」
SuMiTRUST Universityは、「学ぶ風土の構築と自助自立する人材育成」を運営理念とした全社横断型の人材育成プログラムです。業務スキルやマネジメント能力などの向上を目的とした研修だけでなく、自己研鑽を促すための自己啓発制度においても数多くのカリキュラムを用意しています。2020年度からはSuMiTRUST Universityを社員同士がつながり互いに学び合えるプラットフォームへと進化すべく、オンラインを活用したコンテンツの拡充に努めています。
●SuMiTRUST Universityの概要図
※海外派遣:経営人材候補を海外ビジネススクールの短期プログラムに派遣。グローバルに通用する経営素養を身に付ける。
※ゼミ活動:社内外の有識者を講師に招き、議論とアウトプットを重視したゼミを開催。1ゼミあたりの参加者は10〜20人。期間は3〜6ヶ月。