Interview

お客さまの人生と財産を
託していただける関係を築いていく。
そのはじまりは、私たち。

塩入美穂Miho Shioiri

個人事業

新宿西口支店コンサルティング営業課
2015年入社　現代福祉学部

Career path

これまでの歩み

入社のきっかけ

接客のアルバイト経験から“人と向き合いお客さまに貢献できる仕事”を軸に就職活動を行う。金融、旅行、アパレル、ブライダルなど、様々な業界を見てきた中で、信託銀行はご高齢のお客さまも多く、大学で学んだ福祉学の経験が活かせると思い、三井住友信託銀行に入社。
初期配属（1年目の仕事）

入社後1年半は営業事務を経験。お客さま情報の入力や定期預金の照会、お問い合わせ対応など、店舗窓口や営業のサポートを行う。2016年秋から店頭受付にて個人のお客さまへのコンサルティング業務を担当する。
現部署・チームの業務内容

2019年より店頭業務のリーダーとなり、現在は新宿西口支店で12名のメンバーをマネジメント。“何でも相談できるリーダー”を目指し、日々、メンバーへの気配り・心配りを意識している。

ご来店の目的はお客さまによって様々。
ご要望に応じてチームを組み、
お客さまの人生に寄り添っています。

お客さまの人生に寄り添い、共に歩んでいくことが、私たち信託銀行の仕事。そのはじまりとなるのが、私が担当している店頭業務です。店舗には、定期預金の開設や資産運用・不動産のご相談、相続のお手続き等、様々な目的を持ったお客さまがいらっしゃいます。私一人で解決できることもありますが、多くは各分野のスペシャリストと連携して仕事を進めていきます。例えば、相続のことは財務コンサルタントと、不動産のことはグループ会社である三井住友トラスト不動産といったように。周りの方々と協力し、ワンチームでお客さまの人生に寄り添っています。また、私は現在、店頭業務のリーダーとして12名のメンバーの育成も担当していますが、こちらもやはりチーム。誰が対応してもお客さまにご満足いただけるように、チームづくりにも力を入れています。

お客さまと向き合い続けたことで、
より深い関係を築けました。

「相続のことを考えて、金銭信託を申し込みたい」。あるとき、そう言って80代のご夫婦がご来店されました。詳しく伺うと、ご兄弟や従兄弟など、いろいろな方に資産を引き継ぎたいというお話でしたが、金銭信託では、法定相続人にしか相続できないため、お客さまのご希望に添えないことが分かりました。私はお客さまの思いを叶えるためには、遺言を作成して、いろいろな方に相続する意思を示すことをご提案したのですが、「難しくてよく分からない」と消極的でした。そこで私は、財務コンサルタントと連携し、お客さまの思いや取り巻く環境を踏まえたうえで、遺言作成のメリットがあることを丁寧に説明しました。そしてその後も、継続的にお電話で、ご不明点やもっと知りたい情報はないかと丁寧にフォローを続けました。粘り強くお客さまと対話を続けた結果、お客さまも徐々に遺言の重要性を理解してくださるようになり、最終的に作成を任せていただけることになったのです。程なくしてお客さまは介護施設に入居したため、「あのとき塩入さんにお願いしてよかった。おかげで不安がひとつ減ったよ」と言っていただけました。さらには、当社の対応なら信頼できると、ご自宅を売却される際も任せていただくことになりました。

三井住友信託銀行という、
大きなチームを支える仕事に挑戦したい。

私たちの仕事の多くは、一人ではやり遂げることができません。協力して提案する各分野のスペシャリストの方々だけでなく、サポートしてくれる本部の方の存在も大きいです。何かイレギュラーなことが起こったときに、本部の方が迅速かつ丁寧に対応してくれるからこそ、現場の私たちは安心できますし、お客さまの満足にもつながります。ゆくゆくは私も、そんな現場をサポートする本部で働きたい。三井住友信託銀行という大きなチームを支えていきたい。そのためにはまず、現場でもっといろいろな仕事を経験して、現場を知ることが大切だと考えています。三井住友信託銀行は、良い意味で踏み留まらせてくれません。自身の成長のために、リーダーなどの責任の大きなポジションをどんどん任せてくれる風土があります。本部で働くことを目指して、これからもチャレンジを続け、成長していく。そしてお客さまの人生に寄り添う三井住友信託銀行のメンバーの一人として、たくさんの人の役に立ちたいです。