人材育成×DE&I
人材育成の取り組み

「自律的なキャリア型人材」の育成に注力することで、人材力の向上に努めています。
価値創造の源泉は一人ひとりの社員
私たちが創り出す経済的および社会的価値。その創造の源泉となる要素の1つに「一人ひとりの社員」があります。そこで当社では、すべての社員のWell-being(身体的・精神的・社会的に良好な状態)の向上が社会の成長につながると考え、それが社員一人ひとりの励みや誇りといった社員のWell-beingの向上をもたらす好循環を創り上げると考えます。
●Well-beingを軸とした好循環
人材力の強化
人材育成の方針
当社が属する三井住友トラストグループは、2018年4月に「人材育成方針」を制定しました。「人材育成No.1/人材活躍No.1の金融グループ」を掲げ、自律的なキャリア型人材の育成に注力することで、人材力の向上を目指しています。
当グループは、未来を創る社員の成長とキャリア形成に対して、「TRUST」で構成する育成精神に基づき、職場の環境整備と人材力の強化を推進します。
- Talent
- 才能(個性)が開花できる
- Respect
- 一人ひとりを尊重する
- Uniqueness
- 真のプロフェッショナルが育つ
- Support
- 教え合い、支え合いをモットーとする
- Try
- 日々の小さな挑戦を称える

自律的なキャリア型人材
当社が目指す自律的なキャリア型人材とは、「①信託銀行員としての基礎知識、②事業をまたいだ複数の専門性、③時流にあわせて変化する力」、これら3つを掛け合わせ、自らのキャリアを創り出せる人材であると考えています。
基礎知識
複数の専門性
変化する力
信託の基礎知識を習得する上で、当社では資格取得のサポートに力を入れています。現在では、宅地建物取引士や証券アナリストなど信託業務に深く関わる資格の保有者が数多く在籍し、実務を通じた専門性を身に付けているほか、年金数理人、アクチュアリー、不動産鑑定士、弁護士、公認会計士など、高度な専門資格を持つ社員も在籍しており、専門人材力の強化に寄与しています。
●資格取得状況(2023年3月時点)
- 宅地建物取引士
- 6,522人
- 証券アナリスト
- 813人
- 宅地建物取引士および証券アナリスト
- 614人
- ファイナンシャル・プランナー1級
- 706人
- 年金数理人
- 46人
- アクチュアリー
- 42人
- 不動産鑑定士・不動産鑑定士補
- 188人
- 社内弁護士
- 37人
- 公認会計士
- 10人
- 税理士
- 10人
- 社会保険労務士
- 40人
- 博士号
- 12人
当社では、自律的なキャリア形成を推進する取り組みとして、社員が各事業及び各業務領域への理解を深める機会として「事業説明会」を開催し、その後希望する業務への挑戦が可能である「業務公募制度」を設置し、一人ひとりが自身のキャリアを創り出せる機会を設けています。また、近年では「社内副業制度」を開始。関心がある業務に「副業」として挑戦することで、業務の垣根を超えたノウハウを身に付けることができます。
●社内副業メニュー(例)
- Well-being推進担当
- Well-beingの社内促進
(ニュースレター・冊子の作成、ブランディング活動など)
- ライフプラン・コンサルティング
- 職域顧客向けのライフプラン・コンサルティング業務
(オンライン相談窓口)
- わたし未来プロジェクト
- 法人事業の業務担当者が、自事業内の他業務に挑戦
- デジタルアカデミア
- デジタル人材教育活動「デジタルアカデミア」の企画・運営
- RPAビルダー
- RPA(UiPath)を製作し、業務の自動化を推進
当社は時流に合わせて変化していける力を身に付けることで、未来に適合することができる人材の創出を目指しています。現在は、信託ビジネス推進に必須のIT・デジタル関連スキルを強化するため、IT・デジタル関連の研修拡充やIT・デジタル資格の取得支援拡大等に取り組んでいます。
