Interview

企業と株主の関係を育む。
それは、日本市場全体の
成長につながっていく。

翁楽Raku Wen

法人事業

証券代行営業部
2015年入社　経済学部卒

Career path

これまでの歩み

入社のきっかけ

大学では経済工学科に在籍し、コーポレートファイナンスを専攻。金融機関とコンサルティングファームを中心に就職活動を行う中で、「自分の想いを汲み取ってくれる」「こんな先輩たちと一緒に働いてみたい」と、一番強く感じた三井住友信託銀行に入社を決意。
初期配属（1年目の仕事）

大阪本店証券代行営業部に配属。OJTを通じて、金融業界の基礎と証券代行業務の流れを習得後、関西エリアの中小企業を担当。営業としてお客さまとの窓口となり、株主総会対応をはじめとした、IR・SR活動のサポートを行う。
現部署・チームの業務内容

2017年に証券代行営業第一部に異動。上場企業を中心に、引き続きIR・SR活動のサポート業務に従事。2022年10月よりガバナンスコンサルティング部に異動し、ガバナンス・取締役会の実効性評価向上改善に向けた取り組みを行っている。

企業と株主の橋渡し役。
価値ある株主総会をつくりあげる。

証券代行業務は、お客さまの「株主名簿管理人」として、株式実務全般を担う仕事です。株式に関する事務の代行をはじめ、多岐に渡る業務を通じて、IR・SR（投資家・株主との関係構築）活動のサポートを手掛けています。中でも年に1回開催される株主総会は、企業の最高意思決定機関であり、また、株主と直接対話する場として非常に重要なイベントです。私たちは、お客さまとの事前の打ち合わせや会場の選定、提出書類の確認、照会対応、リハーサル、開催後のフィードバックなど、多岐に渡る業務を通じて、その運営を支えています。経営状況の報告や新たな方針を打ち出す際には、センシティブな状況になることもありますが、議案が承認可決され、無事に株主総会が終了したときに、そして、お客さまからお礼と感謝の言葉をいただけるときに、大きなやりがいを感じる仕事です。スピーディな対応はもちろんのこと、当社の持つさまざまな専門部署の知見と、業界トップ（上場企業受託社数・管理株主数）の実績に裏付けされたノウハウを駆使しながら、お客さまと株主との最良なコミュニケーションの実現を目指しています。

プロとして、パートナーとして。
最初に声を掛けていただける存在へ。

証券代行営業第一部に所属していた際に、食品・鉄鋼・化学セクターの企業を中心に担当していました。いずれも日本を代表するような大企業で、株主総会には、数千名の株主がご参加されるケースも多いため、事前準備も当日の運営も大掛かりなものになります。さらに近年では、「スチュワードシップ・コード」「コーポレートガバナンス・コード」の制定や、株主総会のオンライン開催、株主総会資料の電子提供制度の開始など、企業を取り巻く環境が大きく変化しています。お客さまのニーズも多様化・複雑化する中、期待に応え続けていくために心掛けていたのは、お客さまに向き合い続けることでした。企業経営に関わる法律や業界のトレンドを熟知したプロフェッショナルであると同時に、お客さまと同じ目線でサポートすることが私たちの介在価値です。些細なお困りごとがあるときにも、不測の事態が起こったときにも、一番に顔を思い浮かべてもらい、声を掛けていただく。そんな、深い関係性の構築が大切な仕事だと感じています。

お客さまのあらゆる課題を解決するために、
高い専門性を身につける。

これまで証券代行事業一本でキャリアを歩んできましたが、今後も経験を重ね、このセクションでのスペシャリストを目指していきたいです。昨今では、株式事務や株主総会運営業務に加え、機関投資家との対話や組織再編のご相談、ガバナンス強化、ESG対応など、より企業に広く、深く入り込むコンサルティング業務の比重が大きくなってきました。そうした求められることや領域の変化に対応し、いつの時代でも、どんな課題にも解決策が導き出せる人材になりたいと思っています。そのために必要なのは、社内のさまざまな部門との連携のもと、現在所属しているガバナンスコンサルティング部にて、より高い専門性を磨いていくことだと考えています。そして、社内外から「この人に相談したい」と思っていただけるよう努めていきたいです。あらゆる角度からの精度の高いソリューションをご提供し、担当するお客さまの企業価値を最大限に高めていく。その積み重ねがお客さまである企業の成長だけでなく、必ずや日本市場全体の成長へとつながっていくと、私は信じています。