採用情報
理系×SMTB

SMTBで描けるキャリア
理系学生の皆さんが今まで学んでこられたこと、またその学びを進める過程で身につけた考え抜く力や能力をビジネスに活かし、発揮していくフィールドが三井住友信託銀行にはあります。入社後のキャリアも、個人事業・法人事業・投資家事業など各事業の専門性を深められるのはもちろん、ITやDX分野(デジタル変革への取り組み)など、自らの専門性を活かして特定の領域に特化したキャリアステップも拓かれています。
理系の能力が活かせる業務例
●活躍フィールド

●業務例
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数理計算
確定給付年金の制度設計とコンサルティングを行う業務。将来の年金給付発生を予測し、掛金を算出(年金数理計算)します。企業毎に人員構成や給与体系、退職者の予測などは異なるため、企業それぞれに合わせた年金数理計算を行う力が求められます。
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投資運用
ポートフォリオマネージャー、クオンツ、アナリスト、ファンドマネージャー、トレーダーと理数系の専門性が求められる職種が連携し、経済や市場の分析・予測をもとに、運用資産の配分を決定。顧客資産の増大を目指します。
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定量投資
ロボットテクニカル分析(市場需給やチャート分析)とファンダメンタル分析(政治・経済動向分析)に基づき、定量投資を自動執行するロボットのプログラムを開発。絶対収益(相場変動に関わらず得る収益)の獲得を目指す業務です。
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不動産
多彩な不動産機能を駆使してお客さまの大切な資産である不動産をサポート。市況やプレーヤーの動向などの情報を集約し、それらの知見を結集したチームでお客さまの課題解決をサポートします。建築や都市開発などの専門性を活かせる業務です。
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リスクマネージ
当社の事業展開と持続的成長を支えるリスク管理業務。リスクの計量化(モデル化してリスクを定量的に計る)や、信用格付モデルなどの信用リスク評価手法の開発など、プログラミングや金融工学、統計などの理数系のバックグラウンドを駆使して活躍できます。
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IT・デジタル
三井住友信託銀行のデジタル戦略をサポートするTrustBaseでは、信託銀行ならではの多様なデータの利活用、および高度化・民主化を推進。当社の新たな成長領域の確立に向けて、IT・デジタル領域の利用拡大に努めています。
理系出身の社員インタビュー
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ITエンジニアリング業務に従事大学時代の専門性を武器に、
社内システムの開発・保守に
携わる。齊藤 知臣
法人事業
法人企画部
2020年入社 理工学部卒理系の学士卒の私は、「システム+αの専門性」が求められる仕事を軸に就職活動を行いました。金融業界のDXについて話を伺う中で、信託銀行に惹かれたのは幅広い商品を取り扱える点。特に三井住友信託銀行は多くのプロダクトで業界トップを獲得している実績、出会った先輩方が個々の専門性に対する高いリスペクトを持っていた点に魅力を感じ、入社を決めました。
入社後は社内のITを統括する部署に配属。現在は法人事業のシステムを担当しています。主な業務はシステムの保守対応と新規開発です。保守対応では稼働中のシステムについて、ユーザーの改善要望からその実施可能性の検討、必要な要件の整理を行います。特に実施可能性を検討する段階では既存システムへの幅広い知識が求められ、自身の理解力が試されます。新規開発は、既存業務に対する高い理解度とシステム関連の知識の両方が求められ、双方の橋渡しをする役割を担っています。 -
マーケティング業務に従事数式を読み解く力は、
金融の業務に
幅広く活かせる。丸山 圭
マーケット事業
マーケット金融ビジネスユニット
2017年入社 理学部卒お客さまとマーケットメイカーの仲介役として、デリバティブを用いた運用商品の組成・販売などのマーケティング業務が私の仕事です。金利や為替のスワップやオプション・国債などをリスク・リターンのバランスを取り、組み合わせて預金や信託の形態の商品組成を行っています。また、法人事業・投資家事業のRMとともにお客さま先へお伺いして資金運用の提案や、新たな商品開発のための意見収集も行っています。
理系の素養が活かされると感じるのは、数学力です。マーケットを分析する際に数式を読み解き、なんの為にどんな意味の計算が行われているかを理解することに役立ちます。また、プログラミングに触れた経験は、現在の業務システムの改修などに携わるうえで非常に活かされています。開発担当の考えることを理解したうえで、目的を実現するシステムの要件を定義することで、より使いやすいシステムの構築に役立っていると感じています。 -
投資およびファンド組成業務に従事理系で得た知見と
金融の知識をかけあわせ、
社会課題の解決に挑む。北折 伽奈子
投資家事業
投資金融開発部
2016年入社 価値システム専攻修了大学入学以降、数学に没頭した私が金融業界に興味を持ったきっかけは、様々な業界の素晴らしい企業を支えながら私も一緒に社会貢献がしてみたいと感じたからです。金融業界の中でも信託銀行の幅広い業務メニューや事業間のシナジーを大切にする企業風土は魅力的で、当社の持つ武器を用いるとどんな世界に到達できるのか楽しみになり、入社を決意しました。
現在は、国内インフラへの投資およびファンド組成を担当しています。「インフラ」とは例えば、太陽光発電などの再生可能エネルギー領域、水素・アンモニアなどをはじめとする脱炭素領域、空港・上下水道・アリーナなどの社会領域、データセンターや基地局などが挙げられます。現状の日本のインフラマーケットは老朽化や資金循環の問題、人口減少を背景とした課題を抱えている一方、デジタル化や脱炭素など高度化・発展に向けた転換点を迎え、社会課題の解決に資する資金調達ニーズは日々高まっています。日本全体で大きなチャレンジができるタイミングだからこそ新しいアイデアが必要とされ、信託銀行としてお客さまのお役に立てる機会は今後も増え続けると予測できることがやりがいです。 -
退職給付制度の設計・見直し業務に従事年金制度の
プロフェッショナルである、
年金数理人を目指す。韓 舜基
投資家事業
年金コンサルティング部
2018年入社 システム創成専攻修了企業年金や退職金制度といった退職給付制度の設計・見直しに関して、大手企業のお客さまを中心に課題やニーズに合わせたオーダーメイドの提案を行なっています。近年は定年延長やジョブ型雇用制度の導入といった人事制度の変更に合わせて退職給付制度を変更されることも多く、その際に検討ポイントの整理から具体的な制度設計の提案、見直しに伴う企業会計に与える財務効果の検証、制度運営に向けた手続きのサポートまで一気通貫でコンサルティングを実施しています。
直近ではアクチュアリー試験の勉強と通常業務の両立を図り、年金制度のプロフェッショナルである「年金数理人」になることを目指しています。また、年金関連の法令や会計等の専門知識だけでなく、人事労務・資産運用・データサイエンスといったより幅広い分野の知識を身に付け、多様化するお客さまのニーズに沿ったコンサルティングを行えるように日々自己研鑽を続けていきたいと考えています。