Interview
投資家のお客さまと共に、
社会をより良い方へ
動かしていく。
佐野 敬Takashi Sano
投資家事業
金融法人部
2013年入社 商学部卒
2013年入社 商学部卒
Career path
これまでの歩み
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入社のきっかけ
「佐野さんだからこそ任せられた」。そう言っていただけるような仕事に就きたいと考えていた。決まった商品がないからこそ、自分の付加価値で勝負できると思ったのが金融の世界。その中でも、「解決策」を幅広く取り揃え、ワンストップで提供できる三井住友信託銀行に入社を決めた。
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初期配属(1年目の仕事)
個人事業の営業担当として丸5年間、個人のお客さまに対して、資産運用のご提案や、遺産整理や遺言信託といった相続関連のご相談に乗っていた。この時リテールの商品を幅広く扱い、お客さまと膝を突き合わせた関係を構築した経験は、その後のキャリアにも役立っている。
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現部署・チームの業務内容
法人営業を3年半経験した後、金融法人部という、メガバンクや生保・損保、系統金融機関など同じ金融業界のお客さまを担当する部に所属。金融のプロであるお客さまと共に考え、当社と協働することで付加価値を感じていただき、お互いにwin-winの関係を築けるようなご提案を行っている。
金融のプロの期待に、どう応えるか。
プロとしての腕が、問われる。
機関投資家のお客さまと共に、資金・資産・資本の好循環を共に創造していく。そのビジョンを実現させるために組織再編を行い新設された投資家事業の中枢部署で働いています。金融法人部という名前の通り、お客さまとなるのは銀行や信用金庫、保険会社などの金融機関です。同じマーケットを見ているからこそ、お客さまの抱えているお悩みや課題、考え方は私たちとよく似ています。受注側と発注側という関係以上に、隣に寄り添い同じ方向を向いて解決策を考えていくところが、この仕事の面白いところです。一方で、金融に精通していて、その道のプロでもあるお客さまに対し、どのような付加価値を提供できるか。プロの期待に応える提案が求められます。私が現在、主に担当しているのは国内有数の資産を運用している金融機関です。お客さまがこれまで積極的に行っていなかったESGやSDGsに関連する分野への資金提供など、運用にとどまらず、当社の知見やノウハウを駆使した提案を日々心がけています。
会社のため、社会のために、
何ができるかを考える仕事。
資金を必要としている人と、資金を提供し運用したい人。双方を結びつける金融仲介は、社会的なニーズが今後より一層高まっていくものと思っています。たとえば、二酸化炭素の排出を抑える技術力を有し、資金調達のニーズがある事業会社に投資をすることが、社会課題の解決に直結しているように、私たちが働きかけることで世の中をもっと良くしていくことができるかもしれません。当社のノウハウとお客さまの資金力を掛け合わせることで、社会に対して何ができるか。自然と自分自身の視座も高まっているように感じます。法人の投資家の中でも、金融法人は特に資金量が多く、ひとつの案件で何百億円といった単位の資金が動くこともあります。それだけ社会的にインパクトのある案件に関われるのも、この仕事の醍醐味です。お客さまが新規のお取組みを世に出した時、そのプロジェクトの起点に、三井住友信託銀行がいて、担当者として自分が関わっている。そんな実感を得られる可能性があるところに、非常にやりがいを感じています。
個人、法人、投資家。
すべての経験が、今につながっている。
個人事業を丸5年経験した後、法人事業を3年半経験し、現在の部署に異動してきました。個人事業時代にリテール商品を幅広く扱っていた経験、法人事業時代に、事業会社の資金調達ニーズに応えてきた経験が、すべて自分のキャリアにつながっていると感じています。日頃、お客さまとのやり取りの中で、リテール商品に関する質問をいただいた時にすぐに答えられるのも、お客さまに対して、ファイナンス関連のご提案をできるのも、個人事業、法人事業時代の経験があるからこそです。これからは、個人、法人、投資家のフロント営業として培ってきた総合的な知識や経験を活かして、当社全体の方針決定などの企画に携われるようなセクションにも挑戦し、さらに自分の知見を広げていきたいと考えています。「佐野さんだから任せられた」と言われる経験を積み重ねた先に、どんな世界が広がるか。学生の頃に思い描いていた社会人の理想像に近づけるよう、日々精進しています。
未来は、自分の意志。
信を貫く一人ひとりの生き方。