Interview

年金制度を考え抜く。
不確かな未来に、
確かな安心を生み出すために。

山野目華Hana Yamanome

投資家事業

年金営業第三部
2015年入社　文学部卒

Career path

これまでの歩み

入社のきっかけ

人生のあらゆる場面で活かせる知識が得られると考え、金融業界を志す。メガバンクと比較した際に、一人の担当がお客さまと深く関わり、また幅広いソリューションを提案できる印象を受け、三井住友信託銀行に入社を決めた。
初期配属（1年目の仕事）

入社後4年間、個人事業の店頭受付として、定期預金の手続きや資産運用、相続や不動産など、幅広いコンサルティング業務を担当。信託銀行の基礎を学ぶとともに、一人一人のお客さまに向き合い、関係性を築いていくスタンスを身につける。
現部署・チームの業務内容

2019年より3年間、法人営業を担当し、企業向けの資産運用の提案などを行う。その後、現在所属している年金営業第三部に異動し、企業の退職金・年金制度や福利厚生制度全般のコンサルティングを行っている。

誰にでも訪れるセカンドライフを
少しでも豊かなものへ。

企業に勤める従業員の方の将来に向けた資産形成を支える。それが、私たちの部署のミッションです。中でも、年金RM（営業）は、お客さま対応の最前線に立ち、企業年金制度を中心とした福利厚生制度のコンサルティング業務を担っています。企業年金と一口に言っても、確定給付企業年金（DB）や確定拠出企業年金（DC）をはじめ、制度の種類や特徴は多種多様。お客さまのニーズを汲み取り、導入する年金制度をそれぞれの企業独自に設計し、提案・導入しています。そして、導入して終わりではなく、運用状況や財務状況を鑑みながら定期的に見直しを行い、常に最適な形を目指しています。また、従業員の方向けにセミナーを開催し、年金制度や資産運用について理解を深めていただくことも私たちの大切な業務の一つです。営業としてフロントに立つ責任やプレッシャーはありますが、このポジションだからこそ、お客さまから直接感謝の言葉をいただくことができ、それが大きな励みになります。そして、従業員の方の将来を少しでも豊かなものにする。その一助になれることが、この仕事の一番の醍醐味だと感じています。

できることは、全部やる。
部署の枠を超えたトータルソリューション。

思い出深い仕事の一つが、インフラ事業を展開するお客さまへのご提案です。前任の先輩からお客さまを引き継いだタイミングでは、主に確定給付企業年金（DB）の運用にご評価をいただいておりました。しかし、DB以外にも、もっとお客さまのためにできることはないかと考えた私は、あらゆる可能性を探るために、ご担当者さまとの密なコミュニケーションを心がけました。お客さまを深く知っていくほど、これまで見えていなかった課題やニーズが浮き彫りになっていきます。賞与DC加入率の改善や、運用商品のラインナップ拡充、NISAの導入、さらには当社の他部門と連携した不動産売却やゴルフ会員権処分まで…。その結果、部署の枠を超えて、年金制度に限らずさまざまな角度からのご提案を行いました。お客さまからは、「悩みを汲み取り、解決策を提示してくれて本当にありがたい」「ここまで私たちのことを考えてくれるなんて」といった嬉しいお言葉をいただき、提案を受け入れていただくことができました。お客さまのことを考え抜く大切さや、当社の強みである総合的なソリューション力を実感した経験として、強く印象に残っています。

未来に安心をもたらす、
年金制度のプロフェッショナルへ。

現在の部署には、自ら手を挙げる社内公募制度を活用し、異動してきました。幅広い事業がある中から、年金を扱う部署を選んだのは、多くの人々が身近に感じ、関心を持っている分野だと考えたからです。老後の生活や資産の蓄えに不安がないという人は、おそらくいないでしょう。しかし、年金制度を正しく理解し、活用することで、その不安は和らげることができるはずです。私が目指すのは、高い専門性を持った年金制度のプロフェッショナルとして、多くの人々が安心して暮らせる未来を生み出すこと。今後は、企業年金だけでなく、個人の資産形成のサポートや、学生向けの金融教育にも領域を広げ、より多くの方々へアプローチをしていきたいと思っています。私の行動や成長が、誰かの未来に安心をもたらせると信じて、日々前進していきます。