Interview
金融の力をあらゆるインフラ市場に。
未来はここから、変えていける。
北折Kitaori
資産運用事業
ジャパン・エクステンシブ・
インフラストラクチャー株式会社(出向)
インフラストラクチャー株式会社(出向)
2016年入社
Career Pass
これまでの歩み
-
入社のきっかけ
大学では数学を専攻し、論理を積み重ねて新しい発見に出会う面白さを感じてきた。その思考を社会で活かしたいと思い、幅広い事業領域と挑戦する風土を持つ三井住友信託銀行に魅力を感じて入社した。
-
初期配属(1年目の仕事)
受託監理部で年金基金などのコンプライアンス業務を担当。規則を守るだけでなく背景・原理・原則を理解してリスクを正しく認識する難しさを学ぶ。「一喜一憂せずに業務に取り組む姿勢」を身につけた。
-
現部署・チームの業務内容
自らも立ち上げ・運営企画に携わったジャパン・エクステンシブ・インフラストラクチャー株式会社に出向し、インフラファンドの運営や投資を担当。1号ファンドの組成を完了し、現在は国内最大規模となる1,200億円の2号ファンドの立ち上げに挑戦中。国内初となる案件にも携わりながら、投資家の方々の資金を預かる責任を胸に、新しい市場を切り拓いている。
インフラ投資の最前線で、
新たな市場を切り拓く。
グループ会社「ジャパン・エクステンシブ・インフラストラクチャー株式会社(JEXI)」に出向し、インフラに特化した投資業務を担当しています。ここで言うインフラとは、電力や道路、通信といった社会生活を支える基盤のこと。これらが安定的に機能して初めて人々の生活は成り立ちます。そうした分野に資金を渡し、長期的に運用する仕組みをつくることがJEXIの役割です。加えて、近年では日本のインフラ投資市場そのものが海外投資家から改めて注目を集めています。エネルギー転換やデジタルインフラの拡大を背景に、蓄電池や再生可能エネルギー、データセンターなどの分野で投資機会が急速に広がっており、実際に海外の投資ファンドや機関投資家の参入も進んでいます。国内にいながらグローバルな資金を呼び込み、日本のインフラを形にしていく——そのダイナミズムを最前線で実感できるのが、この仕事の魅力です。その中で私は、投資案件を見つける「ソーシング」から契約を結び実際に投資を実行する「エグゼキューション」、そして投資後にきちんと資金が回っているかを確認し事業を進捗させる「アセットマネジメント」といった、投資時点の戦略を実現させる一連のプロセスをリードしています。日々の業務では電力会社や事業会社、社外の専門家など多くの関係者と議論を重ねます。案件ごとに立場や専門性が異なるため、全員が納得できる形を探るには膝を突き合わせての話し合いが欠かせません。気づけば1日の大半を社外の関係者やチームメンバーとの会話に費やすこともあります。一番大切にしているのは、「投資家の方々のお金を預かっている」という意識です。ファンドの投資先はいずれも社会的意義の高い事業や事業会社です。そこから投資家に少しでも多くリターンを返すために丁寧な判断を積み上げることを心がけています。インフラ投資は日本ではまだまだ黎明期で、国内初となる案件に挑む機会も少なくありません。正解のない世界で常に学びながら進める難しさはありますが、その分、新しい市場を自分たちの手で切り拓いている実感を持てるのが、この仕事の魅力だと思います。
国内初の挑戦。
電力と金融をつないだプロジェクト。
2025年5月に国内最大クラスの系統用蓄電池の投資開発案件をリリースしました。電力会社の石油火力発電所の跡地を活用して行うプロジェクトで、世の中で再生可能エネルギーの導入が進むなか、電気を「つくる」だけでなく「貯める」重要性が高まると考え、3年前頃から電力会社と議論を続けてきた案件です。市場としてはまだ新しく、投資家にとっても融資を検討してくださる金融機関にとってもほぼ前例のない領域だったため、プロジェクトのリスクを見極める慎重さが求められました。最初は、電力の専門家と金融の専門家で考え方の前提が大きく異なり、なかなか議論がかみ合わない場面もありました。意識したのは、とにかく対話を重ねること。互いの立場や常識の違いを一つひとつ埋めていく中で事業から創出されるキャッシュフローの蓋然性について共通の理解を築くことができました。結果として、この案件は日本初のプロジェクトファイナンスによる資金調達を実現。金融と電力、二つの異なる領域の知見を掛け合わせ、新しい投資の形を生み出せたのは、大きな自信につながりました。短期的な成果や失敗にとらわれず「投資家の方々にどうやったら最大のリターンを返せるのか」、「資金を必要とする事業者と投資家・金融機関をいかにして結びつけるか」という目的に向けてブレずに推進したことが、前例のない挑戦をやり遂げられた最大の要因だと思います。
歴史と信頼が、
次の挑戦を後押ししてくれる。
これからの目標は立ち上げたインフラファンドを確実に運営し、投資家の方々に「投資して良かった」と実感していただくことです。また、国内のインフラ投資市場をさらに広げ、脱炭素やDXといった社会課題に金融の力で応えたいと考えています。一人では到達できない景色にも仲間と力を合わせればたどり着ける。そう信じて、対話を重ね、知恵を掛け合わせながらチーム全体を前に進めていきたいと思っています。そのためにも求心力や人間力を磨き続け、どんな困難な場面でも周囲を明るく照らし、「JEXIの北折さんと仕事をしたい」と思ってもらえる存在でありたいです。自分の挑戦を後押しし、実現の場を与えてくれるのが、三井住友信託銀行という舞台です。長い歴史に裏打ちされた信頼があるからこそ、誰も歩いたことのない道も力強く切り拓いていける。「歴史」と「挑戦」。一見相反することのようですが、歴史を裏付けに挑戦し続けることを体現できるのが当社の魅力です。この環境でなら金融を通じて社会の未来を変えていける。そう確信しながら、次の一歩を踏み出していきます。
