ショートコラム
3分で分かる!民事信託(家族信託)の解説!

民事信託(家族信託)について簡単にご紹介します。
信託とは
そもそも信託とは、信頼できる人に財産を託し、自分の決めた目的(誰のため、どのように)にしたがって、管理や処分を任せることをいいます。
誰のため
信託には、財産を任せる人(委託者)と財産から利益を受け取る人(受益者)が同一人物である「自益信託」と、財産を任せる人と財産から利益を受け取る人が別の人物となる「他益信託」(一定の障がい者に生活費や医療費を定期的に交付する特定贈与信託など)があります。
どのように
信託の目的に従い、高齢者等に代わって「管理する」、運用して「増やす」、財産などを詐欺による被害から「守る」、次の世代へ「承継する」といった目的で管理・処分することができます。
民事信託(家族信託)とは
「民事信託」とは、委託者が信頼関係をもとに家族を受託者として、委託者が決めた目的に従い管理や処分を任せるために、自身の財産を託す制度のことです。民事信託は「家族信託」とも呼ばれます(※)。
※「家族信託」は商標登録されているため、当社では通常「民事信託」を使っています。
民事信託は、主に、将来自分の判断能力が低下したときに備えて、財産管理を家族に託すときに使われることが多くあります。その他遺言のように財産承継を行うこともできます。

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民事信託に関する弁護士紹介制度の活用
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※弁護士を紹介するサービス自体及び初回の法律相談料は原則無料です。但し、相談場所などによっては日当・交通費等の実費が発生する場合があります。
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三井住友信託銀行 人生100年応援部 吉野 誠
三井住友信託銀行 人生100年応援部 佐々木 彩乃
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