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Interview

制度と現場、人の想いをつなぐ。
資産管理によって、
確かな価値を届けるために。

五十嵐Igarashi
投資家事業(資産管理事業)
受託業務推進部
2018年入社

Career path

これまでの歩み

  • 入社のきっかけ

    多くの人の役に立ち、社会にインパクトを与えたいという想いが原点。信託銀行ならではの専門性と業務領域の広さ、そして若いうちから裁量ある仕事に挑める環境に惹かれ、三井住友信託銀行への入社を決意した。

  • 初期配属(1年目の仕事)

    入社後6月に日本カストディ銀行(CBJ)に出向し、投資信託の基準価額算出や約款登録を担当。正確性と制度理解が求められる中で、信託業務の基本と、支える仕事の責任感を身につけた。

  • 現部署・チームの業務内容

    現在はアセットマネジメント営業課にて、運用会社向けに投資信託の新規受託提案や、既存ファンドの約款変更などを担当。制度・顧客・社内各所をつなぎ、資産管理を支える前線に立っている。

ファンドの仕組みづくりを通じて、
運用会社と共に成長していく。

「新しいファンド(投資信託)を立ち上げたい」「新たなアセットクラスに取り組みたい」――。そうした運用会社の声に応え、制度・会計・税務・システムなど多角的な観点から実現に向けた仕組みづくりを行うのが、私たちの役割です。この仕事では、制度や実務に関する知識に加えて、調整力や交渉力も求められます。時には商品企画・事務セクションの部長や役員クラスのお客さまとディスカッションさせて頂くこともあり、信託報酬に関する交渉や、社内の各部署との調整など、多くの関係者と連携しながら、ビジネス全体を見渡して物事を進めていきます。自分が携わったファンドを通じて新たな投資の機会が生まれ、ときには数十億円から数千億円単位にのぼる資産が動くこともある、そうした経済的なインパクトを生み出せるのが、この仕事の大きな魅力です。また、投資信託の収益構造が「運用資産残高(AUM)×信託報酬率」であるため、運用会社の成長がそのまま当社の成果にも直結します。制度を理解し、現場を知り、運用会社と同じ方向を向いて進んでいく。その積み重ねが当社のみならず経済全体への貢献にもつながっているという実感を持てることが、やりがいに繋がっています。

“前例なき挑戦”から生まれた
新たな仕組みと運用会社からの信頼。

ある運用会社と共に、2023年末から約9か月をかけて取り組んだのが「未上場企業の株式に投資するファンド」の組成プロジェクトです。未上場株は市場での取引価格が存在せず、制度や実務の整備も十分とは言えません。一方で、成長余地の大きい企業を早期に見極め、将来的な資産形成につなげられる点で大きなポテンシャルを秘めています。こうした状況の中で問われたのは、現行制度のなかで実務の枠組みをいかに整え、投資家にとって透明性と安心感のある仕組みを構築できるかということです。当時は業界内でもほとんど前例がなく、まさに“白地からのチャレンジ”でした。このプロジェクトでは案件オーナーのポジションに立ち、運用会社の構想をもとに社内外の専門部署と連携しながら、制度的・実務的に成立する設計へと落とし込んでいきました。制度解釈や運用意図を一つひとつ丁寧に整理し、複数の論点を乗り越えていくプロセスは、極めてチャレンジングでした。最も難しかったのは、正解のない中で関係者の納得を得ながら合意形成を進めることです。「この仕組みは本当に実行できるのか」と考えたこともありましたが、前例がないことを理由に立ち止まるのではなく、一つひとつのリスクを可視化し丁寧に折衝を重ねていきました。最終的に、無事ファンドのローンチに成功。プロジェクトでの取り組みが評価され、運用会社からの信頼を獲得できたことで、運用報告書関連業務のアウトソースサービスの受任という新たな取引にもつながりました。収益機会の拡大という成果を生み出せたこと、そして何より、交渉と推進を積み重ねた結果、業界における新たな選択肢と価値を形にできたことは、自分にとって成功体験になりました。

次なる挑戦のフィールドへ。
人と向き合い、信託の価値を届け続ける。

これまでに経験してきたバックオフィス業務や、現在の投信受託営業の経験を土台に、今後はより広く資産管理の領域に挑戦していきたいと考えています。特に、投資家へのディスクローズを行うミドルバック業務や、海外資産管理業務に関心があります。キャリアを自ら選び、広げていくことができるのは、三井住友信託銀行ならではの魅力です。この環境を存分に活用し、私自身も自分の意思でキャリアを築いていきたいと思っています。資産管理の仕事は、個人から法人まで多くの人々の暮らしや未来に関わるスケールの大きなもの。ただ、その根底にあるのは、現場での緻密な対応と人との信頼関係です。1年目に経験した出向先では、わずかなミスも許されない世界で、丁寧さと正確さの重要性を実感しました。また、現在のプロジェクトを推進する場では、多様な立場の人と向き合いながら信頼を築き、連携して成果を生み出すことの大切さを学びました。一つひとつの小さな仕事が、やがて大きな力を生み、会社や世の中全体を動かす原動力になるのだと思います。そして、制度や仕組みがどれほど複雑でも、最後に向き合うのは“人”。価値を届ける相手もまた“人”です。テクノロジーが進化しても、人にしかできないことはきっとある。そのことを忘れずに、お客さまの想いに心を配りながら、最適な判断と価値提供ができるプロフェッショナルを目指したいと思っています。
Discover My Trust Way

未来は、自分の意志。
信を貫く一人ひとりの生き方。

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