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Interview

舞台はグローバル。
精度の高い資産管理は、
未来をひらく力になる。

奈良Nara
投資家事業(資産管理事業)
資産管理企画部
2019年入社

Career path

これまでの歩み

  • 入社のきっかけ

    「人を広く助ける仕事」を軸に就職活動を行い、インフラとして社会を支える金融業界に関心を持つ。中でも三井住友信託銀行は、多彩なキャリアパスや大きな裁量、グローバルに挑戦できる環境が整っており、自己成長できる可能性に魅力を感じて入社を決めた。

  • 初期配属(1年目の仕事)

    入社直後に資産管理専門銀行である日本カストディ銀行(CBJ)にて、外国証券のカストディ口座管理業務を担当。初めて扱う英語の契約文書や国際的な制度対応に試行錯誤しながらも、実務の土台を築いた。

  • 現部署・チームの業務内容

    米国三井住友信託銀行での海外赴任を経て、資産管理企画部に所属。海外資産管理事業全体の運営に携わりながらこれまでの経験を活かした資産管理に関わる新商品開発も担当。多国間の業務を統括し、海外資産運用の未来をつくる中枢業務に取り組んでいる。

社会の安心と未来の可能性を、
資産管理から生み出していく。

現在、私が所属している資産管理企画部は、年金や投資信託などのお客さまから預かった資産を安全かつ確実に運用できるよう裏側からその仕組みを整え、管理しています。なかでも私は、海外資産管理に関わる業務を担っています。各海外現地法人が立てた経営計画がきちんと進んでいるかを確認・管理するほか、制度変更や世界情勢が投資家に与える影響にも目を向け、必要に応じて対応策を検討しています。また、新しい海外資産管理に関わる商品の開発にも携わっています。たとえば、日本では未取引の仮想通貨を取引可能にする枠組みづくりなど、AIやブロックチェーンを活用した最先端の取り組みを通じて、資産運用の可能性を広げる役割を担っています。資産管理の仕事は、社会の根幹を支える資産を確実に守り、育てることに貢献する非常に意義のある分野です。同時に、金融の最前線に立ち、変化の波を読み取りながら、新たな投資の流れを生み出すダイナミズムもあります。そんな社会の安心を育み、未来を切り拓くフィールドで、刺激を感じながら働いています。

「伝えること」は、簡単じゃない。
粘り強く対話を重ね、異なる立場をひとつに。

最も印象に残っている仕事は入社5年目、海外赴任をした米国三井住友信託銀行で携わった「決済サイクル短縮化」の対応です。従来は証券の約定(売買のオーダー)後、決済(証券の受渡)まで2営業日を要していましたが、取引相手の倒産などによる未決済リスクの低減と取引の効率化・安全性の向上を目的に、決済日が1営業日に短縮される制度へと変更されることに。この短縮化は、アメリカ・カナダ・メキシコの3か国で導入され、日本の機関投資家にもシステム変更等広く影響を及ぼすものでした。私はプロジェクトメンバーとして、日米の金融機関や決済機関、社内のシステム部門、そしてお客さまとの調整役を担いました。中でも特に難しさを感じたのが、異なる文化や立場の中で「伝えること」に向き合う場面です。前提や温度感のズレからうまく伝わらないことが何度もありましたが、あきらめずに丁寧な対話を積み重ね、相手の意見や状況に耳を傾ける。会議を自ら開催し、進行役を担いながら小さな確認を一つずつ積み上げることで徐々にチームとしての一体感が生まれました。その結果、競合他社よりも有利な水準で制度対応を実現し、海外の関係者から高い評価を得ることができました。この対応を通し、最終的には、お客さまからの追加投資にもつながるという大きな成果に結実しました。また、個人としては、海外のメンバーに「チームの一員」として認めてもらえたことが、大きな自信になりました。相手の立場に寄り添いながら、どう調整し、どう伝えるか。国境や文化を越えるプロジェクトの中で粘り強さと対話の力の価値を、身をもって学ぶ機会となりました。

海外での学びが、いまの挑戦の礎。
これからも資産管理の道を極めていく。

資産管理事業は、海外現地法人や国内関係会社と三井住友信託銀行の連結運営で事業を推進しています。現在は、資産管理ビジネス全体を見渡す広い視野が求められる立場にあり、多くの関係者を巻き込み、グループ全体に影響を与える判断を担うことも増えています。こうした業務に従事するうえで、日本カストディ銀行(CBJ)、米国三井住友信託銀行での業務経験を通し、資産管理の基礎やグローバルな交渉力を身につけられたことが、自分の土台になっていると感じます。資産管理業務の現場を知っているからこそ見える視点と、俯瞰して構想を描く視点の両方を大切にしながら、日々の業務に取り組んでいます。今後はこれまでの経験を活かして、資産管理のさまざまな領域に関わり、専門性と視野をさらに広げていきたいと考えています。学生時代に「いつか海外で働きたい」と思っていた夢は、想像よりも早く現実になりました。そしてその経験は、いまの自分の仕事にも確かに生きています。私自身が自分と同じキャリアを歩む人を見たことがないくらい、社員それぞれ異なるキャリアを実現している会社です。三井住友信託銀行は挑戦する人に機会を与えてくれると感じているので、もし再び海外で挑戦する機会を得られるなら、今まで以上に成長した自分の力を試してみたいーー。そう思える自分がいることに、小さな誇りと大きな希望を抱いています。
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未来は、自分の意志。
信を貫く一人ひとりの生き方。

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